ツマガリのクッキーが東京で買えない理由 ツマガリのクッキーが東京で買えない理由

手作りだから、一度にたくさんは作らない

もうひとつ、一度に作る量が限られていることも、遠方に出店しない理由です。
たとえば、季節限定のパイなら、当日の朝にパイ生地から手作業で。クッキーも、焼き上がり具合を一枚ずつ確認。どのお菓子も、職人がていねいに手作りしています。
機械に頼りきらないのは、作りながら生地や素材の具合を五感で感じているから。その日の温度や湿度などによって、焼き加減を調整したり、混ぜ具合を加減しています。

こだわっているのはほんのわずかな違いや感覚なので、お菓子の味が大きく変わるような話ではないのですが、そんな小さな心配りが積み重なってこそ「また食べたくなるおいしさ」「誰かを喜ばせたくなるお菓子」が生まれるのだと思います。

クッキーのおいしい楽しみ方

「バターは生きものだから」ツマガリのオーナーはいつもそう言います。これはクッキーや焼菓子になったあとでも、部屋の温度によってバターの状態が変化するということ。とくにツマガリのクッキーは、バターたっぷりに焼き上げているので、温度によって風味の感じ方が大きく異なるのです。

たとえば、冷蔵庫で冷えて固まった状態では、発酵バターのおいしい香りもまだ眠っているようなもの。
そんなときは、袋のまま手にのせて温めたり、熱いコーヒーカップに触れるように数分間おくと、発酵バターが目を覚まし、香ばしい風味が引き立ちます。
そっと目を閉じると、クッキー工房にたちこめている「しあわせな香り」があなたのお部屋にも。
お茶のひとときが笑顔で満たされますように。

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