「先日いただいたクッキー、すっごくおいしかったわ!良いものをありがとうございました」。
そう言われたら、「やっぱり贈ってよかった」となりますよね。
大切な方へ、気持ちのこもったスイーツを贈りたい方のために、高級なクッキーって何だろうと考えてみました。
「高級なクッキーってどんなだろう?」と考えてみると、いろいろなキーワードが思い浮かびます。
価格が高い。厳選された素材を使っている。上品でおしゃれなパッケージ。東京銀座などに立派な本店を構えている。店員さんのサービスがていねい。有名パティシエがいる、セレブが買いに来る・・・。
たしかに、どれもハイレベルなブランドを感じさせます。けれども、そんな条件を全部満たしていても、食べたときの感動をあまり感じられなかったら、一週間ほどで記憶は薄れていくかもしれません。
高級(ハイレベル)なクッキーの第一条件とは、やはり格別においしいことではないかと思います。そして、「このお店のクッキー、知ってる?」「55年生きてきて一番おいしいクッキーなのよ!」と目を輝かせて誰かにおすすめしたくなること。
おいしい感動というのは、大人でも無邪気にさせてくれるもの。そんなパワーを持っているのが、ほんとうの意味での高級品ではないでしょうか。
クッキーやお菓子にかぎらず、そんな魅力的な商品やブランドには、かならず熱烈なファンがついてくださるものです。ファンの方は、自分自身で楽しむのはもちろん、友人にも「まあ、食べてみて!」とすすめたり、ときには苦言をくださったり。そんなふうに、お店のことを大切に思ってくれるファンの方やお客さまの存在が、お店や商品をさらに育てていくのでしょう。
たとえば、通販サイトなどにある「お客さまの声」は、そんな様子がうかがえたり、お店の評価を知る手がかりにもなります。
参考にしたいのは、商品に対する思い入れや、どんな相手にどんなシチュエーションで贈られたものかなど。
たとえば、
そんな評価が感じられたら、かなり熱烈なファンがついているお店ではないでしょうか。
もう一つ大切なのは、そのお店について語れる物語があることだと思います。なぜなら、ギフトというのは贈り主の「相手を思う気持ち」をプレゼントすることだから。感謝の気持ちや思いやりを、どうやって相手に伝えようか・・・。なんとか相手を喜ばせたいからこそ、ギフト選びにいろいろ悩んでしまうもの。
そんな気持ちを代弁するのが贈り物ですから、そこに「選んだ理由がしっかりある」と、「いろいろ考えてくれたんだな」と受け取った側は嬉しくなるのだと思います。
語れるストーリーとは、たとえば、
そんなふうに、一つのクッキーをめぐって「あれ、おいしいよね」「そうでしょ、分かってくれた!」といった共感がうまれると、贈った側としてはよけいに嬉しくなるものです。大げさに言うと、同じ価値観を共有することで、もっと距離が近づいたような感じでしょうか。スイーツにかぎらず、おいしい贈り物にはそんな素敵な魔法があるような気がします。
ほんとうの高級品には、ギフトになることで、人と人の心を通わせる力をもっているように思います。
0120-221-071
0798-72-1846
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