贅沢に使われたフルーツたちが主役の会長果。いちじく、オレンジ、パイナップル、バナナ、プルーン、りんご、レモン、レーズンが、お互いに引き立てあいながら深い味わいを醸し出すように下ごしらえをほどこします。フルーツを個別に漬け込んで、そのフルーツを焼く直前に一緒にし焼き上げます。
とても濃厚で食べ応えがあるので、5ミリくらいに薄くカットするのがおすすめ。コーヒーやブランディと一緒に優雅なひとときが楽しめます。
◎焼き方にポイントあり
ドライフルーツたっぷりな生地の芯まで火を通し、周りは硬くならないように焼くには高い技術が必要です。また、熱を加えることで、フルーツの旨味が生地にしっかり移り、いっそう味が熟成します。
◎豊潤な香りは沢山のフルーツや木の実
お菓子というよりも、ドライフルーツに近い、その名も会長果。自社で透き通るまで炊き上げた紅玉をはじめ、オレンジ、レモンなど、沢山の自社炊きフルーツやナッツが詰まっています。
◎ラム酒で香りづけ
口に入れるとフルーツの様々な食感、濃縮した香り……、それらをまとめ上げるのがラム酒です。渾然一体となった香りが、ゆっくりと穏やかに広がります。
◎少しずつカットして
深みのある大人の時間を
書斎の引き出しからアルミはくに包んで大切にしまっておいた会長果をほんの少し切り、ブランデーを片手に一日の疲れを癒す。そんなイメージで作った大人の時間をじっくり味わってください。
※カットする際は冷蔵庫で冷やし、温めた包丁で切ってください。