ケーキハウス・ツマガリ:甲陽園のお菓子工房

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WEB広報室

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日時:2007年9月24日
件名:「栗は美味し」でした

いつもお世話になっております。


先日は、焼菓子の希望日を、勝手を申しまして「一日、前倒し」したのにもかかわらず、希望したモノ、全種類、用意していただき
本当に、ありがとうございました。
毎度、あれこれと、ご迷惑ばかりおかけして、申し訳なく思っております。

そして、私達の顔を見かけると、必ずドナタかが、お忙しい中、手を止めて、お声をかけに来て下さる。
こんなに大切にしていただけて、勿体無い気持ちで一杯です。

また、この日は、私が長年不得意と思っていた生菓子を(特に栗を使ったケーキは大の苦手)
「ツマガリのケーキなら、是非、食べてみたい。」と思いつつ、お店にお伺いしておりました。
2階で焼菓子を受取り、イザ、お客さんで活気にあふれている一階へ。

ショーケーキの中には、色とりどりのケースが並んでいる。
思わず横道にそれて、浮気しそうな気持ちを抑え、栗のケーキを探す。
栗を使ったケーキだけでも、4種類くらいある。「ううーん?私が眼をつけていたのは、どれだったかな?」
色々悩んだ末、「和栗のロールケーキ」に決定。旦那は、2階で試食させていただいた「ルシカ」

帰りがけ、この日、お店にお伺したときから、ずっと、私達に付き添ってくださっていたお店の方と、少々会話。
「今日は、とうとう、マロンのケーキに挑戦です!」
「マロンのショートケーキですか?」
あ!ソウだった、私が眼をつけていたのはマロンのショートケーキ。和栗のロールケーキじゃ無かったわ。
でも、ショーケースには無かったはず。
振り返ると、ショーケースに「マロンのショートケーキ」が並んでいる。
「ちょうど、今、追加のモノが出てきたんですね。」
「あら、ほしいなぁ・・・・」
もう既に今日の分は買ったのだから、来週のお楽しみにすればよいところ。思わず未練がましい事を
口走ってしまった私。

「よかったら、お持ちしますよ。」と、あっという間に「旦那様と、どうぞ。御代はケッコウですよ。また、感想を、
お聞かせくだされば、うれしいです。」と、持っている紙袋の中へ・・・・
ああ・・・なんと申し訳ない。また、ご迷惑をおかけしてしまった・・・・・・
本当にいつもいつも、厚遇を受け、ありがたいやら、申し訳ないやら。感謝しています。

マロンのショートケーキ

卵をふんだんに使った、ふわふわ生地が印象的。
カスタードクリーム、生クリーム、マロンペーストは、ケーキ生地を美味しく食べるタメの名脇役。
(佃煮や納豆といった”ご飯の友”のイメージ)
全部が口の中でなじんで、見事に調和。洋酒がほんのりと、鼻先でフワーと淡く香る。
刻みマロンが程よい「柔らかさ」と、程よい「ホクホク感。」
コリコリ、ゴチゴチと、硬いのでもなく、かといって、ホクホクと粉フキ芋のように、でんぷん質がホクホクしすぎている風でもなく。
驚いたのは、トッピングのセルフィーユとマジパン細工が、「タダのお飾り」ではなく、ちゃんと
「味のパーツ」として、いい仕事している事。
普段、レストランで、お皿に載せられている、ミントやセルフィーユはいうまでも無く、パセリや、クレソンも
「毛嫌い」して、絶対食べない旦那が、思わず「コノ香草、美味しい・・・」と呟いたのを、私は聞き逃さなかった。

和栗のロールケーキ。

栗のペーストの美味しさが主体。
滑らかで、キメ細やかで、余計な着色・香り付け、一切無し。
嫌な「渋み」や「苦味」が一切なく、蒸栗をスプーンですくって食べているような、自然な味。

口の中で、スイーっと、伸びてゆく。まるで、高級化粧品のファンデーションのような、伸びやかさ。
ペトっと、吸い付くように舌にくっついて、トローと全体に絡みつくけれど、
程よいタイミングで、波にさらわれる砂のように、サラサラと退いて、消えてゆく。
ロールケーキ部分の、生クリームと共に巻き込まれている刻んだ栗が、時折、心地よく口に当たって、
食感にリズムを生み出して、飽きさせない。

ケーキ生地は、栗の淡い味を邪魔しないように、控えめな風味で、マロンのショートケーキよりも、
キメが細やか。

コノお菓子は、和菓子の「金団製の主菓子」を食べているような感覚。
フォークが何の抵抗もなくスーッと入っていき、ミルクの風味にフンワリと包まれた
”栗の和菓子”みたいなケーキ(変な表現ですが・・・)。
淡味と薄味は決して同義語ではない。あくまでも、「淡い味」なのであって、
決して「味が浅い」のではない。
緑茶と共に食べたくなる。コノお菓子を「お茶席」で頂いても、全く違和感ないと思う。
とっても、好み!

今回、ツマガリ様のご厚意で実現した、マロンを使ったケーキの競演の感想
無理やり例えると、
マロンのショートケーキの栗は、パンプキン風味の味で”滋味”
そんな印象。
私に気を遣わせまいと「感想をお聞かせください」という、お言葉をかけていただいた事ぐらい、
判っているのにもかかわらず、
「これ幸いと」と、またまた、長文を送りつけてしまいました。
ご容赦くださいませ。

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